富田直秀(Naohide TOMITA)     e-mail: tomita.naohide.5c kyoto-u.ac.jp  ←を半角に変えてください。


Dr.Tomita

プロフィール

富田直秀(Naohide TOMITA)材料工学出身。もと整形外科医。現在は医療工学、デザイン、再生医療、バイオメカニクス、バイオトライボロジーなどの研究をしています。

研究とは切り離しておりますが、学生の頃から少しずつ創りためている文章、絵、写真なども公開しています。興味のある方は右のMENUからお入りください。

E-Mail: tomita.naohide.5c@kyoto-u.ac.jp
(@を半角に変えて下さい。たくさんのメールをいただいており、お返事できない場合が多いと思います。申し訳ありません。)

2015年04月21日

デザイン学

デザイン学を始めた動機などを,越前屋俵太さんのインタビューでしゃべっています

https://youtu.be/_xxZWaoax2Q

posted by トミタ ナオヒデ at 11:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月07日

「Melt Down メルトダウン」情けない記憶

  福島第一原発の事故のころ,大学教員同士が街中で顔を合わせると,まるで何かの陰謀の一味であるかのようにひそひそ声で状況の深刻さを話し合ったのを憶えています.私たちはその道の専門家ではありませんでしたが,学者の不用意な発言が大衆の暴走を促すかもしれない不安定さが,当時はありました.「客観的事実」を盾にしてふだんは偉そうにものを言う私たちは,何もできず,何も言えず,なんとも情けない存在でした.
  あれから4年間,誰がどう行動すべきだったのか,そうして,今後はどうすべきなのか,と議論が続いています.もちろん,事実と予測に基づくそれらの議論はとても重要な論議だと思います.しかし,あの時の私たちの情けなさはどうなったのでしょうか.原発推進者の強気は情けなく破壊されましたし,事故のあったその夏でさえクーラーを切って生活することができなかった私も情けない情緒的原発反対者です.原発事故で絶望の淵に立たされた人たちに対して,私は何もできませんでした.原発問題のもう一つの本質は,安心(ANSHIN)という質を扱うことのできない科学と科学者の情けなさなのだと思います.
  この4年間,休日になると原発にかかわる言葉にならない何かをパネルにぶつけてきました.塗って削って,千人針をして,切ったり貼ったり,燃やしたり,漬けたり,,,と,ちょうど医療事故で妻が死の淵においやられたことなども関係しているのかもしれません,もやもやと何重にも重なった形や色に「Melt Down メルトダウン」という題名をつけて,上野の森美術館大賞展に出品しました(4月29日〜5月10日上野の森美術館, 2015年5月26日〜31日京都府京都文化博物館に展示,作者名:町井直秀).何ら明示的な主張がなく,結局,私は何もせず(被災者の方々,申し訳ありません),様々な情けない思いをここにぶつけた本人が生きている,ということだけが唯一の意味である作品です.


(写真は作品の一部)

メルトダウン 2015年 トリミング2.jpg
posted by トミタ ナオヒデ at 12:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
京都大学 工学研究科 機械理工学専攻 医療工学分野(医学研究科 生体工学分野) 
〒606-8501 京都市左京区吉田本町 京都大学工学部物理系校舎
医療工学研究室 富田研 425号・426号
Copyright (C) Tomita Laboratory. All rights reserved.

いちご会