富田直秀(Naohide TOMITA)     e-mail: tomita.naohide.5c kyoto-u.ac.jp  ←を半角に変えてください。


Dr.Tomita

プロフィール

富田直秀(Naohide TOMITA)材料工学出身。もと整形外科医。現在は医療工学、デザイン、再生医療、バイオメカニクス、バイオトライボロジーなどの研究をしています。

研究とは切り離しておりますが、学生の頃から少しずつ創りためている文章、絵、写真なども公開しています。興味のある方は右のMENUからお入りください。

E-Mail: tomita.naohide.5c@kyoto-u.ac.jp
(@を半角に変えて下さい。たくさんのメールをいただいており、お返事できない場合が多いと思います。申し訳ありません。)

2017年12月05日

Art-view 教育(筏義人先生の絵)

故 小池一範先生にはじめて芸大の講評会を見学させていただいたときに、素人目には下手にみえる絵ほど褒められているように思えたのを覚えている。あれから、多くの芸術家の方々とお付き合いをして、芸術家たちが、「できてしまう」「描けてしまう」ことに七転八倒して苦しんでいることを知った。この、できてしまうことによって自己が疎外されてしまうこと、こそが現代の科学技術が抱えているもっとも根本的な問題ではないだろうか、と、これまでの経験をエンジニアのart-view 教育論として英語論文に纏めている。

別の話なのだが、私が京大に赴任した時に「論文はもういいですから、役に立つ研究をしてください」と言われた筏義人先生から、柿の絵が送られてきた。最近、水彩画を習い始めたのだと言われる。そういえば、筏先生も優秀な研究者に厳しく、またそうではない研究者には、むしろやさしく接しておられたように思う。「役に立つ」も、本来はアートの問題なのだろう。論文を書くな、ということではなく、「他人事」のように研究をするな、という戒めであったのだろう、と勝手に解釈している。

 絵は、以前に娘たちが描いてくれた還暦祝いの絵の横に飾った。

筏先生 2017年11月 トリミンク2.JPG

posted by トミタ ナオヒデ at 14:50| Comment(0) | アート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
京都大学 工学研究科 機械理工学専攻 医療工学分野(医学研究科 生体工学分野) 
〒606-8501 京都市左京区吉田本町 京都大学工学部物理系校舎
医療工学研究室 富田研 425号・426号
Copyright (C) Tomita Laboratory. All rights reserved.

いちご会