富田直秀(Naohide TOMITA)     e-mail: tomita.naohide.5c kyoto-u.ac.jp  ←を半角に変えてください。


Dr.Tomita

プロフィール

富田直秀(Naohide TOMITA)材料工学出身。もと整形外科医。現在は医療工学、デザイン、再生医療、バイオメカニクス、バイオトライボロジーなどの研究をしています。

研究とは切り離しておりますが、学生の頃から少しずつ創りためている文章、絵、写真なども公開しています。興味のある方は右のMENUからお入りください。

E-Mail: tomita.naohide.5c@kyoto-u.ac.jp
(@を半角に変えて下さい。たくさんのメールをいただいており、お返事できない場合が多いと思います。申し訳ありません。)

2020年03月30日

不登校の原因

        不登校の原因
                            富田(町井) 直秀

 毎年,新入生へのメンタルヘルスガイダンスをしてきたが,今年はコロナウィルスの影響で急遽配信動画を創った,,創っていてはっきり自覚したのは,,本当はこれ,自分が不登校の原因であるとは夢にも思っていない私自身や教員に向かってしゃべっていたんだ,,,
 退職最後の年に,天からお叱りを受けている感じ,,まだまだこれから授業の動画配信が待っている,,

http://youtu.be/Yht4hXakSkQ


posted by トミタ ナオヒデ at 18:58| Comment(0) | プロフィール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月25日

コピーできない自分だけの「いま」 (山極壽一総長の祝辞)

コピーできない自分だけの「いま」
                            富田(町井) 直秀

昨日は卒業式だった.山極壽一総長の学部卒業生向けの祝辞
https://www.youtube.com/watch?v=dHBvYKhd34Q
と,修士・博士の学位授与者向けの祝辞の対比が,おもしろい.
https://www.youtube.com/watch?v=0pQSMBGajD8

 どちらも,情報化されつつある科学・技術発展に「人間性」の考察が必要であることを説いているのだが,前者はやや人文科学視点から,後者はやや科学・技術よりの視点から述べられていることによって,文脈の印象がまったく異なる.
 私たちは学生に対して,歴史性と厳密性を提示しなければならない.過去の事実や考え方の歴史の上に立って,飛躍しない説明をしなければ,学問として受け入れられない.学部卒業生向けの祝辞において,山極は歴史性と厳密性に注意しながら,わかりやすく,学問の新たな方向性を語っている.しかし,同じ内容が科学・技術の視点から述べられると,新たな科学技術への賛美と人間性への疑問との間に大きな飛躍がどうして生じてしまう.
 彼の言う「情報化」という概念の実感的な明示が必要なのではないだろうか?手前味噌なのだが,私は人間性やイキモノを論じる時に使われる,唯一性,一回性,そうして情報化などの概念を,「コピー可能だろうか?」という言葉で,小中学生や老人,科学・技術分野,哲学分野,など様々な分野の人に問いかけている(参考「もっと,京大変人講座」p253−,「愛すべき学者バカあ,ただのバカに」).コピー可能性の数理的な表現はまだ完成していないのだが,子供から老人まで,多くの人が共感を共有しながら,新しい科学技術に対して,われわれがいったい何を求めているのかを考えることができるのではないだろうか,,,
皆さん一度考えてみていただきたい.


いま目の前にあるその技術は,コピーできない自分だけの「いま」を見失わせていないだろうか?


posted by トミタ ナオヒデ at 08:14| Comment(0) | アート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月22日

カザルス,いま,生きている

カザルス,いま,生きている
                            富田(町井) 直秀

 コロナウィルス防ぎょで大学に来れない学生のために,授業の動画化を急いでいる.オオさんショウさんという人形にツッコミを入れてもらう形式に代えていく作業は,辛いけれども新しい発見がたくさんある.退職の最後の年度になって,自身の授業が一方的な独り善がりであったことにやっと気がついた,,,,

2020年3月22日 カザルス.jpg

 作業の合間に,二十年ほど埃をかぶったままだったオーディオの掃除をした.もしや,,と思って配線をつなぎなおしてみると,,レコードがまだ聞けるのだ!!カザルス(チェロ奏者)を聞いていると,,涙が出て止まらなくなってしまった.このすーすーとしたスリガラスの向こう側に,確かに,ほんとうに,このおっさんは生きている,,,こんな黒い,がちがちの,コピーされた丸い物体を世界にばらまいて,いまも,世界の片すみの小さな独り善がりに火をつけるのだ,このおっさんは.

posted by トミタ ナオヒデ at 11:53| Comment(0) | プロフィール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月19日

アーティストは付き合いにくい?

アーティストは付き合いにくい?
                            富田(町井) 直秀

  4月にリニューアル開館します京都市京セラ美術館で行われる,「アート×サイエンス LABOからGIGへ」のパンフレットの中で,「いま国の科学・技術政策はミッション・オリエンテッド(理念重視)で動いていますよね。アーティストの仕事がその流れに取り込まれて結果的にミッションを満たすのは構わないと思うんですけれども、ミッションだと言われてアーティストが動き出すとしたら、それはもうアーティストではないと思うんです。」と発言している,その内容をもう少しだけ説明しておきます.
  エンジニアから見ると,時としてアーティストはとても付き合いにくい.それはたとえば,プロジェクトの途中でゴネだすようなことがあるからです.でも実は,アーティストがゴネたときこそ,プロジェクトの「そもそも」を問いなおしてみるよいチャンスなのではないかと思うわけです.仕事が「自分事」であるかどうかに悩み苦しむアーティストの行動は,一見,わがままにみえます.「そもそもあんたはどうして」とか,「わたしは,がまんがならない」とか言われて,エンジニア側は「で,でも,いまさらそんなこと言われても,,,」と,おおいに戸惑うのですが,それは実は,ミッション達成の「評価」が目標になってしまっている現代社会への真摯な問いかけなのだと思います.科学においても,本当に新しいものはなかなか評価されない.それは評価軸も新しいからですが,そもそも,評価されることだけを目的とした仕事は,科学・技術であれ,アートであれホンモノではありえない.
  それぞれのアーティストの世界観を理解しようとしても,それはとても難しいことだと思います.なかなか納得してくれないアーティストを無視せず,「しょうがねえなあ」とか言ってため息をつきながら,「オレだってこんなこと,したくてやってんじゃねえぞ」とグレてみる.もやもやとした中に身を置いて,何をすべきか,の前に,何をしたいのか,を感じてみると,はっと何かが頭に浮かぶ,,,,日本のものつくりは,もともと,こんなふうにして技を磨いてきたんだよなあ.と思います.
いつから,効率や評価が科学・技術の目的になってしまったのだろう.

posted by トミタ ナオヒデ at 08:01| Comment(0) | プロフィール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月17日

治療法のない感染症に立ち向かう武器 The weapon against infectious disease without cure

治療法のない感染症に立ち向かう武器は免疫力
免疫力を高め合う方法は笑顔.(^-^)

The weapon against infectious disease without cure is immunity.
A way to boost immunity is to smile. (^-^)
posted by トミタ ナオヒデ at 13:54| Comment(0) | プロフィール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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