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Dr.Tomita

プロフィール

富田直秀(Naohide TOMITA)材料工学出身。もと整形外科医。現在は医療工学、デザイン、再生医療、バイオメカニクス、バイオトライボロジーなどの研究をしています。

研究とは切り離しておりますが、学生の頃から少しずつ創りためている文章、絵、写真なども公開しています。興味のある方は右のMENUからお入りください。

E-Mail: tomita.naohide.5c@kyoto-u.ac.jp
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2012年05月09日

周梨槃特 chudapanthaka

  周梨槃特(しゅりはんどく,チューダパンタカ,小路,chudapanthaka,chuudapantaka)とは,サンスクリット語の名を,音写されたり意訳されたりをいろいろに呼ばれている釈尊の弟子で,わずかなフレーズさえも憶えることのできない愚者でありながらひたすら掃除をすることで悟りを開いた.インターネットを調べると,その出生から悟りを開くまでの様々な逸話が登場して,説法の方法論の例であったり,仏法は愚者を差別しない例であったり,空の思想と結びつけていたり,様々に解釈されているらしい.私はただ単に周梨槃特の記憶力の悪さに親近感を持ち,言葉や形式からの脱却の象徴としてこの名を心に刻んでいた.鴨長明の「方丈記」の中にも,「周梨槃特の行いにだに及ばず」という言葉を見つけてからは,私の中では「世に媚びない生き方」の象徴でもあった.
  この絵はもともと,クロッキー会の合間に休んでいたモデルさんを盗み見て2,3分で描いたものだが,後から,こぼれ落ちそうな書物を胸に抱えて呆然としている周梨槃特をイメージして,手と足指と髪の毛とを描き加えた.

Chudapanthaka   by 富田直秀 Naohide TOMITA.JPG
posted by トミタ ナオヒデ at 18:24| アート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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