富田直秀(Naohide TOMITA)     e-mail: tomita.naohide.5c kyoto-u.ac.jp  ←を半角に変えてください。


Dr.Tomita

プロフィール

富田直秀(Naohide TOMITA)材料工学出身。もと整形外科医。現在は医療工学、デザイン、再生医療、バイオメカニクス、バイオトライボロジーなどの研究をしています。

研究とは切り離しておりますが、学生の頃から少しずつ創りためている文章、絵、写真なども公開しています。興味のある方は右のMENUからお入りください。

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2013年07月30日

行政施策への意見「医師同士が自主的・良識的に無駄を規制し合う体制 」

今月の行政モニター

「革新的な医療技術の早期実用化を促進するのだという.医療技術開発者である私にとっては願ってもない朗報である.しかし「無駄な医療」が減少しなければ,新しい技術の事業化は医療経済を崩壊させる.「無駄な医療」とは客観的には定め難く,なによりも現場の医師同士が無駄を規制し合う体制が不可欠だろう.医療現場では,だれよりも患者自身が過剰と思われる医療を求める場面が多く,それを諌めるのが医師だからだ.医師の良識が求められるその一方において,保険医療の締め付けと利潤確保の駆け引きの中で,狡くなければ生き残れない悪循環も医療現場には生じている.客観的基準による医療内容の規制も必要だが,かえって狡さをはびこらせ良心的な医療を後退させる諸刃の剣ともなっている.繰り返すが,現場の医師同士が自主的・良識的に無駄を規制し合う体制がないままに医療が拡大するならば,医療ばかりではなく日本も崩壊するのではあるまいか.」

posted by トミタ ナオヒデ at 17:03 | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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