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Dr.Tomita

プロフィール

富田直秀(Naohide TOMITA)材料工学出身。もと整形外科医。現在は医療工学、デザイン、再生医療、バイオメカニクス、バイオトライボロジーなどの研究をしています。

研究とは切り離しておりますが、学生の頃から少しずつ創りためている文章、絵、写真なども公開しています。興味のある方は右のMENUからお入りください。

E-Mail: tomita.naohide.5c@kyoto-u.ac.jp
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2018年06月20日

藝術学関連学会連合シンポジウム「消費社会における「役に立つ」」アート教育に学ぶ

先日.慶應大学にて行われました藝術学関連学会連合シンポジウムでの発表内容です



消費社会における「役に立つ」
--- アート教育に学ぶ ---

                   京都大学工学研究科教授 富田(町井)直秀 

  人類は欲望の充足ために生産技術を発達させてきたが,現在は技術が先行して欲望が作り出される消費社会となった.ヒトの存在性にかかわる事項さえもが定量化最適化され,交換価値として他人事のように扱われる現代では,「自分事」を徹底的に問い続けるアート視点の教育が,「役に立つ」ためのもっとも基本的な教養となりつつある.発表では,「1人になりたいけれど寂しい」「知りたいけど知りたくない」「安楽だと苦しくなる」「無視されるとつらい.同情されるともっとつらい」といった臨床現場で対峙する様々な矛盾と,時間的,空間的多様性が「正常」を持続させる概念などを紹介し,いわゆる「傾向と対策」のみでは対峙し得ないヒトの矛盾や多様性に,アート視点の教育がいかに「役に立つ」かを,音や具体事例として提示した.
  また,「生きることの迷惑を積極的に受け入れられる」ことを,医療の一つの目標と設定して,アーティストたちが自分たちのアート活動に伴う迷惑を積極的に受け入れられるために常識として行っている様々な作法:たとえば,異なる世界観の尊重、本当にやりたいことへの徹底性,みずからの「行為」よりも,おのずからの「しぐさ」を尊重する姿勢,など,,の,教養教育としての可能性を論じた.

参考動画:
(難聴者のための音楽)https://youtu.be/oYA8p0M0trY?t=3259
(病と雑音の香り1部)https://www.youtube.com/watch?v=m2rdNVVCRSA
(おもろトーク)http://ocw.kyoto-u.ac.jp/ja/opencourse/149/video04
(メンタルヘルス)https://www.youtube.com/watch?v=h5U7cT_vq1s
(デザインスクール)https://www.youtube.com/watch?v=_xxZWaoax2Q
(異分野交流会)https://www.youtube.com/watch?v=GbE5k6dRzQ0&t=3746s

ANSHINデザインコンセプトブック:http://anshin-design.net/link/index.html
著者ブログ:http://tomitaken.seesaa.net/

posted by トミタ ナオヒデ at 10:27| Comment(0) | プロフィール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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